梅雨の時期や雨が降ったとき、湿気によって髪の毛が広がりどうにもならない… ゴワついてしまう... くせ毛の方はせっかく朝セットしてもクセのうねりが出てきてしまう...などと悩んでいる方も多いはず。
そもそも、湿気で髪の毛が広がってしまう大きな原因はダメージによるものだと言われています。
ダメージが加わった髪の毛は、髪の表面を覆うキューティクルが剥がれ落ち、髪の毛に必要な栄養が抜けているため、外部からの刺激を受けやすい状態。雨などの湿気により空気中にある水分が髪の毛の中に入り込んで膨張してしまうことでゴワつきや広がりやすくなるのです。
くせ毛の方も湿気が高くなると、髪質によっては変化が生じます。たとえば、もともとくせ毛の人は、髪が広がる、うねるなどの悩みを抱えるようになります、普段よりもくせがひどく出てしまうのです。
髪の毛と湿気にはどのような関係があるでしょうか?
髪の毛には、通常約11~16%の水分があるといわれています。湿気が高いと髪へ水分が吸い込まれて髪の毛が膨張してまっすぐな状態を保てないのです。特にダメージを受けているとタンパク質が不足し、髪の内部がいびつになってしまいます。結果としてよりくせが出やすいのです。
湿気による髪の毛の広がりやうねりを抑えるためのポイントはドライです。
基本は髪を洗ってからすぐに髪の毛を乾かすようにしましょう。
根元から広がりをつぶすようなイメージで、風を当てて生きます。上から風を当てるとキューティクルがしまって、癖がつきにくいです。
半渇き状態になったらオイルをつけます。
※この水分が髪にまだ残ってる状態でオイルをつけて乾かす事がとても大事になります。
オイルは毛先を多めにつけてあげるといいですよ。
そして、7~8割乾いたところで、ブローを始めます。仕上げは冷風でしっかりと水分を飛ばすことです。最後にはいつもよりも多めにブラッシングをしましょう。ブラッシングをすることで、水気を飛ばすことができます。
それに頭皮の血行促進にもなるので是非毎日のヘアケアの中にブラッシングも入れてみましょう。
最初にも説明したとおり、髪がダメージしていると髪の毛の断面の傷から水分が入りやすくなります。つまり髪の毛が痛んでいる人ほどこそ、湿気にまつわるトラブルに見舞われる率が高くなります。
なので、湿気の高い時期にはなおさら、ダメージケアを欠かさないようにしてきましょう。
いつもよりも量を多めにしてトリートメントを使用したり、ヘアパックをするなどの工夫をして、ダメージを減らすようにしましょう。洗い流さないトリートメントやオイルなども重要なアイテムですよね。