以前にも、よくあるご質問にお答えした事がありますが今回もさらにさらに!!
お答え致します。
Q 歳をとると髪が薄くなってしまうのは、なぜですか?
A.髪は伸びた時点で死んでいる。それは確かにそうなのですが、(だって切っても痛く無いですよね?笑)なのに何故、髪は伸びるのか? それは、毛穴の奥の毛母細胞が分裂して増殖、角化して伸びていくからなのです。 1本の髪の毛は4〜7年の間そのまま伸び続けます。次に成長を止めて最終的には抜けていきます。 1日に抜ける髪の毛量は50〜100本この髪の毛の成長過程をヘアサイクルといいます。 年齢を重ねるにつれて、このヘアサイクルに変化が出てきて、髪の毛が薄くなっていきます。
男性の場合、髪の密度は変わらないのに40代くらいから急激に髪の毛が細くなります。 ヘアサイクルの成長期が短くなって、細いまま成長してしまうのです。 反対に女性の場合は、髪の毛はあまり細くならないけど密度が減っていきます。 これはヘアサイクルの成長期の割合が減って、髪の毛がどんどん抜けてしまうのが原因です。 Q.髪を洗った後、濡れたまま寝ちゃダメですか? A. 髪を洗ったあとに、たいして乾かさずにベットに直行しちゃっていませんか? ズボラな方はやりがちですが、これは1番やってはいけない事!! 髪は濡れた状態の時に最も摩擦刺激に弱くなっています。タオルで髪を拭いている時より、シャンプー中やすすいでいる間の方が、髪にかかる力が強くなっています。 キューティクルが水を含んで脆くなり、摩擦の刺激をもろに受けてしまうのです。 反対に乾燥後は、髪にかかる力はぐっと減ります。 もし、髪が濡れたまま寝てしまった時何が起こっているのか? 人は4〜5kgある頭をベットの上に乗せ、一晩でおよそ20回寝返りをうちます。 その度に摩擦の刺激が髪に伝わり、髪のタンパク質がダメージを受けてしまいます。 特にダメージを受けやすいのは、襟足部分。枕の摩擦で負担がかかり、目覚めた時には団子状態になっているなんて事もありませんか?? Q.海水で髪がゴワゴワになるのはなぜですか? A. 海と言えばサーファー。 サーファーの髪って結構バサバサなイメージが無いですか? なぜサーファーの髪が傷んでいるのかを考えて見ましょう。 まずは、濡れた状態が長く続くという事。 水に濡れる事によってキューティクルが水を吸い、柔らかく脆くなっているため刺激に弱くなる。 そしてタオルでゴシゴシ髪を拭けばタンパク質は壊れに壊れてしまうのです! さらにタップリ降り注ぐ紫外線で髪のタンパク質がシャンプーのたびに溶けだしてしまう リスクも高くなります。 かと言って、海が好きな人に「海に行っちゃダメ!」なんて言えないので せめて紫外線情報を
チェックして下さいね。 まだまだいろんな質問が出ていますが また次回!! 髪の毛の事で困っている方、お気軽にお声がけくださいませ。
私が書かせていただくブログは2018年は今回が最後となります。
今年も1年ありがとうございました。
2019年もよろしくお願いいたします!!