2019年も残り1か月をきりました!
そして、もうすぐクリスマスですね☆
皆様はどんなクリスマスを過ごす予定ですか?
先日、ラジオを聴いていたら....
イチゴのショートケーキの日本でおなじみの「THE クリスマスケーキ」っていう感じの形は
日本だけのようです。
海外では「ブッシュド・ノエル」という枝を切ったような形のケーキが多いようですが・・・
私がイギリスにいたときには、そんなに見てなかった気がします
この時期、私がやたらと恋しくなるのは「ミンスパイ」。
イギリスでは、クリスマスの時期になると
季節物として、店頭に並びます。
手作りも出来るようですが....
さて、ミンスパイとは??
ミンスパイ (mince pie) は、ドライフルーツから作った「ミンスミート」を詰めたパイです。
クリスマスに食べるお菓子として有名で、径数センチの独特の形で作られることが多いようです。
ミンスミート (mincemeat) とはもとは、ミンス(みじん切り)にした肉、つまりひき肉のことで、ミンチの語源でもあるようです。それが次第にドライフルーツを主体としたものに変化しました。 東方の三博士がイエス・キリストの誕生を祝うために捧げた没薬が、ミンスパイの起源と言われます。
かつては果実や肉に香辛料と甘みを加えたものをパイ生地やビスケット生地で包んでゆりかごの形にし、上面部に切り口を入れてイエスを表す小さな像を入れて焼き上げていました。この工程には、ゆりかごの中に神の子を置き、その誕生を祝っていた意味合いがあったようです。 イギリスの庶民にとってのミンスパイの原型はフルーメンティーというシンプルな小麦のポリッジだったようです。
特別な日には砂糖、ワイン、香辛料、卵、ドライフルーツ、肉の細切れなど、普段入れられない食材を入れご馳走に仕立てた。この特別なポリッジが進化して、パイに入れたものがミンスパイとなりました。このポリッジは、クリスマスプディングやクリスマスケーキの源流ともなっています。 清教徒革命の際には偶像崇拝にあたるとしてミンスパイの製造が禁止されましたが、間もなく禁止令は解けやがて、中に詰める具から肉が消えました。また、イギリスが世界各地に植民地を持っていた時代になると、各地から様々な果実やナッツがイギリスに入り、ミンスパイの具として使用されるようになりました。 現在は、リンゴ、ブドウ(干しぶどう)、レモンなどの柑橘類などが使われています。これらをみじん切りにし、ブランデー、砂糖、ケンネ脂(スエット)、香辛料などを加え、煮込んだのち数日間寝かせています。
12/25から1/6まで、毎日1個ずつ食べると
その年は幸せに過ごせるという言い伝えもあるようです!
私はネットスーパーでイギリスから取り寄せていますが、これを食べながらのtea timeは最高で最幸です☆