お客様の中で毛が多くて困ってます、、、。
と言った声をよく聞きます。
髪質にもよりますが、量が多いという意見はよく聞きます。
でも??何故なんでしょうか???
日本など東アジア人の毛髪の特徴はとにかく直毛で太いことです。標準的な白人の毛髪のざっと1.5倍くらいの太さがあり、世界でも最も太い種類に属しています。
毛髪の太さや形態は遺伝子で決まり、人種によって大まかに次の3タイプに分かれています。(1)細かくカールした縮毛で、細くて固いのが黒人
(2)ウエーブがかかっていて細いのが白人(3)太くて直毛なのが黄色人
太い毛髪ほど断面の形状は円形に近くなりやすく、逆に細い毛髪ほど楕円のようにゆがんだ断面になりやすいのです。しかも毛髪は断面が円形に近いほど直毛になりやすく、一方、断面が楕円になるほどウエーブが出て、くせ毛になりやすいのです。
日本など東アジア人の毛髪は世界でも最も太く、断面が円形で直毛が多いといわれてます。逆に欧米人の毛髪はより細く、断面が楕円でウエーブが出やすいといわれてます。
円形に近い方が、髪の毛が直毛になります。日本人の中でも、癖がある方というのは、髪の毛が楕円によっている傾向があり。細い髪の毛の方が、癖がある方が多いです。
日本人はまだ癖がある方も多くいらっしゃいますが、中国や韓国の方は直毛率が実際高いらしいです。
髪質が違うと、髪の毛に対する施術方法も変わってきます。
例えば日本ではデジタルパーマなどはあることにはありますが、基本は普通にゴールドパーマが主流です。
ですが、韓国の方は直毛でパーマがかかりにくいため、デジタルパーマが主流だそうです。 カラーも染まりにくいと言われてます。
欧米人やヨーロッパ方面の方は、アジア人と違い、髪の毛の芯がほぼないため、パーマがかかりにくいそうです。そのために強い薬を使っているようです。
カラーは色が抜けやすいのもあったり、元々明るいのでカラーにそんなに興味がないのもあるとも思いますが、基本的にはブロンドカラーでブリーチを使って、金髪や茶髪にしている方が多いです。

西洋人には金髪や赤毛が多く見られ、東洋人には黒髪が多く見られます。髪にあるメラニン色素には、ユーメラニンとフェオメラニンがあり、これらの総量、存在するバランスによって髪色が決まります。 ユーメラニンの割合が多いと黒髪に近づき、フェオメラニンの割合が多いと髪色は暖色に近づきます。フェオメラニンは赤褐色の色素で、濃度が低いと黄色みが強くなり、濃度が高いと赤みが強くなります。
このように、髪質の特徴は西洋人と東洋人で大まかに捉えることができます。ただ、同じ西洋人・東洋人であっても、髪質は個人ごとに違いが見られます。ヘアケアを行っていても、使用するヘアケア用品が髪質に合っていなければ意味がありませんから育毛、健やかな美髪を目指すためにも、髪質に合わせてケアすることが大切ですね!!
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