前回に引き続いて、美容と健康について
もう少しだけ書かせて頂きます!
前回は酸化と糖化について少し書かせて頂きましたが
あまり聞き慣れない「糖化」についてもう少し身近な物に例えると....
炊きたてのご飯って白いですよね?
でも、朝炊いたご飯をそのまま丸1日炊飯ジャーで保温しておいたら
何色になりますか?
少し黄ばんだ色になりますよね??
実はこの黄ばみが糖化なのです。
ご飯のタンパク質が、
同じご飯の糖分と結合して、黄ばんだのです。
酸化は「体がサビる」と表現する事がありますが
糖化は「体が焦げる」と表現したりします。
糖化した組織褐色に変化していくので
それがコゲのように見えるからです。
糖化反応とは、糖・タンパク質・熱の3つの要素によって起こる科学反応なのです。
高温ほどこの反応は強く起きやすいですが
人間の体温位の温度でも起こります。
糖化反応が体の中に起こると
肌が黄ばんできて、顔色もドンドン暗くなってきます(-_-)
女性の方々!! 最近ファンデーションの色が合わなくなっきたと感じていませんか?? 笑
そうなると... どんなに美白化粧品を使っても
もう、元の肌色には戻りません!
一度糖と結合したタンパク質は、元の状態には戻せないのです!!
糖化の恐ろしいところは、実は体の中でどこよりも早く真っ先に糖化される組織はコラーゲンだそうです。 コラーゲンは糖化されやすく、コラーゲンが糖化されると
そのコラーゲンは古いコラーゲンとして処理されるため、たとえ新しコラーゲンだったとしても
どんどん分解されてしまうそうです!!
つまり、甘い物や炭水化物を摂取すればするほど
コラーゲンは減少し、しわやたるみが増えることになります。
糖化による恐ろしい悪影響は、骨にも影響を与えます。
骨の主成分は(体積では)カルシウムが半分、残り半分はコラーゲンですが、骨のコラーゲンも例外ではなく糖化します。
糖化反応は、砂糖をタンパク質や脂質と一緒に調理すると起こります。そして温度が120度以上になると急激に、反応が進みます。
食品の色が茶色く変色するのが、この反応が起こった証拠ですが
実際にフライドポテトやパンの色をよくするために砂糖が使われています。糖化した食品を頻繁に食べることは発がん性のリスクも高めます。
今回も難しい事を沢山かいてしまいましたが・・・
あまり考えすぎると食事も楽しくありませんね!! (笑)
もし、外食に出かけていくつかのメニューから選べないとき、ちょっと酸化・糖化の事、
自分自身の体の事を考えて、たまには身体に優しいメニューを選ぶのも大事ですね。
糖化・酸化は老化の大きな原因になるので、健康面・美容面ともにしっかりとした対策を心掛けましょう!!!
お肌の糖化は予防しか出来ないのです。