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Yukie

つむじ


長い梅雨も明けて、少し遅めの暑い夏が到来しましたね。

さて今回は皆さんの中にもきっと

つむじ辺りのボリュームやどうしてもわかれたくないところで分け目がついてしまうなどといったお悩みを持っている方はいらっしゃると思います。

そもそも「つむじ」ってなぜあるのでしょうか? そしてどういった役割があるのでしょうか? そんな疑問をもったことがある方も多いと思います。

つむじとは、一般的に頭のてっぺん近くにある髪の毛がうずを巻いている場所のことを言います。 胎児の頃にお腹の中を回転していた名残であると言われています。

これはつむじだけの話ではなく、髪の毛自体も毛穴からまっすぐに伸びてきてると思っている方も多いですが、実は回転しながら伸びてきているのです。

つむじとは“毛が生える起点”ということになり、このつむじを中心にして髪の毛が生えてきたのだと考えられます。 なのでつむじの向きなどは生まれた時に決まっています。 うずを巻く方向が左右どちらになるかについては、遺伝によって決定し、右巻きが優性となることが分かっているそうです。

*つむじの役割りとは??

人間の髪が一定の方向に流れるようになっていること、これはつむじのおかげです。 つむじがあることで、私たちの髪の毛は、頭皮から真っすぐでは無く斜めに生えることが出来ます。

そしてこの斜めに生えることでたくさんのメリットを生んでくれています。 ・水(雨.シャワー.汗など)が溜まりにくい ・汚れやほこりが付着しにくい ・物にぶつかった時にすべりやすくケガの防止 ・体温の拡散を防ぎ、保温できる ・頭皮に沿った髪の流れがつくられ、髪が絡みにくい ・ヘアスタイルの個性やバリエーション などのメリットがあるとされています。 そして日本人の約1〜2割程度は、頭につむじが2つ以上あるといわれています。

たまに美容院へ行った時に美容師さんに言われた経験がある方もいますよね!

つむじを2つ以上持つ方は髪の流れがバラバラになりやすく、ボリュームが出たり、出なかったりと、ヘアスタイルを整えるのが大変であることなどがあります。 他にも、つむじは他の場所と比べてどうしても髪が薄いので、つむじ同士の距離が近いと薄毛に見えやすかったり、実際に薄毛の兆候が現れやすい箇所でもありますので、より薄く見えてしまう場合があります。

つむじが2つ以上あるとハゲやすいという噂は、薄毛の部分が目立ちやすいことが理由で、広まったんじゃないかと思います。

大切な役割であるつむじですが、つむじ付近である頭のてっぺんから後頭部にかけての髪のボリュームは、人の印象を大きく左右するのは事実です。 ヘアスタイルが思うように決まらない時、一度自分のつむじを合わせ鏡をして見てみたり、写真に撮ってみたりするとわかりやすいと思います。

人の頭頂部は見えても、自分の頭頂部は普段では見えてないですもんね。


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